ゲームジャムの感想

先日、土日2日間で開催されたゲームジャムに初めて参加してみたので、参加してみての感想を書いてみる。

 

チームメンバーは全員初めて会う方たちで、1日目の午前中にゲームのテーマが発表される。開発期間は2日目の夕方までで、そのタイミングで成果物を提出する。当然時間を超えての作業は禁止。

 

良かった点:

  • 短期間でゲーム開発の流れを体験できること

まず自分はチームでのゲーム開発経験が無く、そういった経験を積んでみたいと思っていたので、ゲームジャムという場は何より最高の環境だった。他の人が使っているツールだったり技術だったりを見て、こんなことができるんだという自分の知らない気づきを多く得られることができた。また小規模ではあるが、チームとしてのゲーム開発という意味で、このポジションではどう作業を進めてどう動けば良いのかみたいなことを、感覚ではあるが身をもって体感することができた。

 

改善点:

  • 事前準備について

当日発表されるゲームテーマはあるものの、ある程度事前にどういった方向性でゲームを作りたいかや、どういった技術を使いたいか等は事前に打ち合わせして決めておいた方が良さそうと感じた。ゲームジャムはゲーム開発について学んだり、自身のスキルを伸ばしたりという目的もあるので、そういった観点での認識合わせもとても大切。当日テーマが発表されてからゼロベースで企画を考えるのは時間的にも厳しいし、それで面白いゲームが作れるかというか難しい気もする。

個人的に一番良さそうなのは、事前に各々で使いたい技術やゲームのイメージをいくつか考えておいて、それらを事前の打ち合わせで認識合わせしておき、当日のテーマが発表された時に、打ち合わせで出てきた案にテーマに沿った肉付けをしていき、面白くなりそうか考えるという進め方かなと思う。

  • マネージメントの重要性について

短時間の開発ではあるものの、チーム開発で期限も決まっているため、タスクの取捨選択を都度都度行っていく必要があったが、それがあまり出来ていなかった。

本来であれば、区切りの時間を決めて、その都度全体の状況を把握し、どこまでやるのか、どのタスクを落とすのかといった作業管理を行う必要があったように思う。(それをチームとしてどういう形で行うかも含めて)

マネージメントの上手くいっていないプロジェクトは失敗のリスクも高まってしまうため、ゲーム開発においてもそれは最も意識しておく必要があった。

 

まとめ:

ゲームジャムに初めて参加して、想像していた通りかなり大変ではあったものの、やっぱり終わってみると参加して良かったと強く思えた。今後も外部のゲームジャムイベント等あれば積極的に参加していきたい。そうすることで、ゲーム開発に関わる人との横のつながりも広がっていけたらいいなと思う。